はじめに。

はじめに。

ブログ開設しました。はじめに。今おもうこと。

働くっていうこと。

働くっていうことがどんなことなのか、ずっと考えていた。
世の中には働くことの意義や定義について語っている人はゴマンといるし、そんな本もたくさん読んでみたけど、良い学校を出て、良い就職先について、良い給料を貰って。
正直、最終学歴義務教育の自分にとっては全然ぴんとこない話ばっかりだったし、自分の将来や、キャリアアップなんて考える暇もなかった。
もちろんその時々の仕事はあったし、食べていけるくらいの収入はあったけれども、漠然とした未来への不安みたいなのが常につきまとってた。

とりあえず起業

お金が必要だったとか、将来への不安とか、その当時の勢いとか、自分の力のなさを全然理解してないとか、色んな偶然が重なって20才で会社を立ち上げた。
色んな人に助けてもらいながら、なんとかやっていって、日々ものすごく忙しい中、充実した生活を送ってたと思う。
この頃の経験は、書き表せないくらい貴重な経験だったし、今でも自分の中で経験として力になってる。
でもまあ、経営のケの字もしらない若造が突然会社起こして成功するほど世の中甘くもなく、3年であっさり倒産。
最後の1年は良かった時期の経験にしがみついてだらだら続けてた、倒産する頃には個人の借金が笑えないくらい増えてる始末だった。

再び就職

会社が倒産して、裁判やら調停やら全部終わったあと、何にも残ってない1から(借金あるからマイナスからか)のスタートを切るつもりで、地元の訪問介護の企業に就職。
給料は安かったけど、仕事はやりがいもあったし、嫌いじゃなかった。
このままこの仕事を一生続けていくのかなって思いながら淡々と日々を過ごしてた。

ホームページと呼ばれるものとの出会い。

IT技術やインターネットと呼ばれるものに出会ったのは、自分はおそらく遅いほうで、ここ3、4年くらいのこと。
そんな中でその時勤めていた会社が自社のHP作成を外注した。
今でも印象に残ってるのが、デザイナーさんとのやり取りを進めていくうちに、「あぁこれ楽しそうだなぁ」って何度も思ったこと。
もちろん制作の現場の方たちは皆忙しそうで、大変な仕事だとは思ったけど、全然違う世界に生きていて、それを生業にしている人をみていつか自分もそういうことをやってみたいって想いが自分の中に出来た。
そういうことっていうのが、デザインの仕事なのかwebを使った何かなのか情報発信なのかは今もまだはっきりとはしてないんだけども。

異業種へ転職

その後パソコンの事なんて全然わからずに、26歳でIT系の会社へ転職。
もちろん用語を言われてもなんの事が全然わからずに独学で勉強しつつ、こまごまとした表計算やプログラムを作りながらホームページってどうやったら作るんだろう?とかそんな事を考えながら過ごしてた。
「そこダブルクリックして」って上司に言われて、マウスの右クリックと左クリックを同時に押してあきれられたくらい何も知らなかった。今ではいい思い出だけども(笑)
なのでIT業界の人と話してて、あの頃のPCは-とか、テレホーダイ?がなんとかとか全くわからず。
初めて触ったOSはXPで、IEは7より以前のものは使ったことがないというと未だに驚かれる。

IT業界ってのは面白い

IT土方とか多重派遣だとか、色々騒がれているけれども、自分にとっては毎日が新鮮で面白いものだった。
倒れるくらい残業したり、ものすごい忙しい時期もあったけど、こんな自分が「大手」とか呼ばれる会社で働けたり、机に座って仕事するなんて考えもしなかった。
安定して給料も貰えて、日々の生活の不安もなくて、仕事も順調で、部下も持って。
ある程度言われたことをこなしていけばいい生活に満足はしていたけれど、「人生こんなもんかな」っていう諦めに似た思いも出てきてた。

毎日毎日繰り返し?

その後、ある運用保守系の会社に常駐することになった。
最初の数ヶ月は面白かったし、勉強にもなったんだけど、運用って性質上、毎日毎日同じ作業の繰り返し。
もちろん安定してるっていうのはいい事だと思うけど、来年の仕事も、再来年の仕事も見えるようになってきて、何も変わらない仕事にちょっとだけ飽きてきてた。
そんな中で、漠然とまた起業してみようかなと考えていた。やりたい事やアイデアなんかは自分の中でたくさんあって、それを実現できない自分に苛立ってもいた。
周りには、自分のやりたい事に向かって資格を取ったり、転職したりする人もいて羨ましさ半分、焦りも半分あったんだと思う。
かといって起業する具体的な時期やプランは全然なく、まあそのうちやるかあって考えてたくらいで、周囲の人に「この先とか考えてるんですか?」って聞かれても何も考えてないねえ、なんてへらへらしてた。

転機は突然やってくる。

そんな中で、個人的な事や、震災や、まわりの影響やなんかが一気にやってきた。本当に一気に。
この時、自分でも不思議なくらいなんの躊躇もなく、会社を辞めることを決意してることに気づいて、とりあえず辞職願いを提出した。
周りにいる人には散々止められたし、職場も嫌いではなかったし、この先も安定して続けることはできた。
いつどうするかなんて全然考えてなかっただけに、衝動的なことだったとは思うけど、全く後悔してないし、期待の方が大きい自分にも気づいて、ああこれで良かったんだと思っている。
新しいことをやると決めた瞬間に、なんとなく止まっていた自分の人生が、また違う方向に動きだすのを感じた。

働くっていうこと。

働くっていうことがどんなことなのか、ずっと考えていた。
世の中には働くことの意義や定義について語っている人はゴマンといるし、そんな本もたくさん読んでみたけど、良い学校を出て、良い就職先について、良い給料を貰って。
でも人生にはそれ以外にも、色んな選択肢があるんじゃないかと思う。
何かを選べば何かを捨てなければいけないときもあるかもしれない。
それはものすごく不安を伴うし、将来が約束されるわけではないかもしれない。
選択肢自体を間違っていて、今は気づいてないだけかもしれない。
でも、自分で選んだその選択に全てを賭けてもいいと思えるところまできてしまった。
今はまだ何もないけれど、とりあえずは、その選択を大事にしていこうと思う。 2011年7月